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【舞台照明の歴史】あの「塩水調光器」が、実演されたぞ!(+調光器の歴史まとめ)

先日、Twitterでいただいた情報なのですが。

東芝エルティーエンジニアリング (QスポでおなじみのRDSの後継会社です) のウェブサイト上で、「吉井澄雄が語る劇場とあかり」というタイトルで、大御所の吉井澄雄氏(1933-)へのインタビューが掲載されています。

 

正直、このような企画を東芝エルティーさんが始めていたことにも驚きなのですが、吉井澄雄氏に、というところも意義が大きいと思います。
吉井氏は舞台照明界での知名度の割に、単著での書籍等を出版していないので、学術的な文脈 (論文での引用等) で氏の発言や経験を引用したりするのが困難であり、私のような「舞台照明の歴史を学問的にまとめたい」というような変わった趣味を持つ界隈や、たとえば舞台照明×心理学のコラボ実験を画策するときにベテランの経験則を引用したい場合とか、そういう学術方面から見ると非常に勿体なかったのです。

(現場の皆さん、大ベテランの語る経験則や歴史の話は、Web上でよいのでなるべく文章化して残してくださいね……のちに学術方面からの参照が困難、というか学問的には「無かったこと」になってしまいますので……)


で、今回の本題です。
この「劇場とあかり」シリーズの番外編として、「塩水調光器」の実演映像が掲載されています。

https://www.youtube.com/watch?v=jaT1hK7uc90


水抵抗は、舞台照明の黎明期に調光器として使われたことが文献上明らかですが、さすがに実演した映像は無いため、これは非常に価値のある映像です。
興味のある方は、英語で「salt water dimmer」などでも検索してみてください。いくつか画像が出てくるほか、イギリスでは「piss pot」と呼ばれていた(意味は調べてね)ことなども分かって面白いです。

なお、吉井氏は動画の最後で「これが、僕らが使った戦後最初の調光器であります」と発言していますが、これは「戦前には水抵抗すら存在していなかった」という意味ではなく、若干複雑な文脈がありますので以下に補足しておきます。

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関連するタグ: 昔の舞台照明 [ 2017/01/13 23:45 ] 雑談 |

レッツノート CF-S10 を Windows10 にしたら画面の明るさがすぐ戻る件

舞台にも照明にも全然関係ない話なのですが。

2011年に大学入学と同時に購入した Panasonic の Let's note CF-S10 (CF-S10AY1DC)。

メーカーには「Windows10のドライバは提供してやらんからなっ」と見放されながらも、まあいいかで10にアップグレードしてしまったのですが……

何か最初のうちブルースクリーンが頻発したり、HDDの電源管理がヘタクソなのか、放置しておくとフリーズしていたり (これは今でも未解決) いろいろありまして。

で、一番困る不具合に「Fn + F1/F2 キーによる画面の輝度調整ができなくなった」というやつがありまして。

調節してもすぐ戻るんですよ。
デスクトップで右クリックして画面の設定から調節すると一応行けるんですが、それは一時的なもので、次にFn+F1/F2を使うとまた同じことに。

他所でいろいろと書いてあることを試してもうまくいかなかったのですが、
「Hotkey Appendix」を削除するとうまくいくことがわかりました。

Hotkey AppendixはおそらくPanasonic独自のソフトウェアで、購入時のWindows7においてはこいつがFn+F1/F2押下時の輝度調整を担っていたのですが、Win10になってOS側に同じ機能が搭載されたせいで、お互い喧嘩して元に戻っちゃうみたいで。

Hotkey Appendixの削除方法は簡単。

C:\util\hkeyapp 内にある setup.exe を管理者権限で実行するだけ。

こいつはHotkey Appendixのインストーラーですが、もしインストール済なら逆に「削除しますか?」と聞いてくれます。この問題が起こっている場合はインストール済なので、削除するかどうか聞いてくるはず。
削除すればよいです。

すると、Win10のOS側が持っている輝度調整/音量調整だけが残るはず。

今のところPrintscreen等、ほかのFn+○○関係の機能に不具合は出ていません。これでしばらく様子を見ようと思います。
関連するタグ: [ 2017/01/06 15:34 ] 雑談 |

キャブタイヤ用プラグに意外と「ポニーキャップ」が使えそう、という話

Panasonicがやたら多くの種類を出している平行コネクタですが、その中に「ポニーキャップ」(型番 : WH4000)というものがあります。

パナソニック 袋打ち・平形コード両用 ポニーキャップ 15A 125V WH4000

 

これ、見た目がすごくレトロなのですが、おそらく松下電工で一番はじめに作られた平行プラグだと思います。戦前からほとんど変わってなさそうです。
「ポニー」という名前の由来は、見た目が何となくポニーの毛なみっぽいからでしょう。

電球のソケットを平行メスに変換する「セパラボディ」と直径がぴったりで、組み合わせて使う用なのだろうなぁ、という感じです。型番の「WH4000」というのも特別な感じがします。

 

で、このポニーキャップ、電線挿入穴が円形なので、ひょっとしたらキャブタイヤケーブルがぴったり入るのでは?と薄々思っていました。
そこで、試してみました。

関連するタグ: コネクター [ 2016/12/31 14:39 ] 雑談 |

舞台照明で水銀灯を使う

舞台で低圧ナトリウムランプを3回以上使ったことがあったり、調光対応LED電球を平然と本番で使ったりと、変な光源を舞台で使うことが多いのですが、今度の舞台で水銀灯を使いたいと相談を受けたのであれこれ準備してきました。

 

水銀ランプもいろいろあって、最初は蛍光水銀ランプやらバラストレス水銀灯も検討していたのですが、

  • じわーっと遅く点灯する感じが良い → バラストレス水銀灯は白熱電球を内蔵していて、それがすぐ点灯してしまうのでNG
  • 蛍光水銀ランプ(電球っぽい色で演色性もそこそこ)よりも、透明水銀ランプの異常な青緑色の方がいいんじゃない? → 採用

 

ということで、岩崎電気の安定器+東芝の透明型水銀ランプ という、40年前の体育館か何か?みたいな超レトロな構成になりました。
2021年までに水銀灯は製造されなくなりますからねー、もう新品の水銀ランプなんて手に入りにくくなってきました。

 

まずは中古で安定器を落札。

IMG_1091>

そんなに大きくはないのですが、とにかく重い!密度が!

 

で、この安定器の口出線(写真でいうと、左端からちょろっと出てる4本の電線)にプラグを付ければいいのですが…

  • 中古なので、口出線が短く切断されていて扱いづらい
  • 舞台照明用に仮設するものなので、このペラい電線のままだと心許ない

 

というわけで、電線を継ぎ足すことにしました。

 

まずは口出線の側を開腹。中に蜘蛛が4匹死んでいる程度には隙間のある空間だったので、電線の継ぎ接ぎ部はこの空洞に押し込めるだろうと判断。
そして、電線を突き合わせ接続子で接続~~

IMG_1093

リングスリーブ用の工具で圧着しちゃってます。本当は圧着端子用を使うのかな?
もちろん圧着後はビニルテープや自己融着テープをぐるぐる巻きにします。

 

一次側(100Vコンセントに差す側)は、灯体補修に使ったプラグ付きネオプレーンコードが余っていたのでこれを使用。
二次側(水銀灯用の200Vが出てくる方)は、少しボロいゴムキャブタイヤ(2CT)が余っていたのでそれで。ゴムキャブを使うと、一気に「舞台照明」って感じが増しますね(笑)

 

水銀灯は体育館や街路灯などの固定照明に使うものなので、二次側は本来、ランプのソケットに繋いだまま固定してしまうのですが、
舞台で使うので、二次側とソケットの間も切り離せるようにした方が便利です。
そこで、二次側は特殊なコネクターを使って誤結線防止を図りました。

IMG_1094

引掛2P15Aコネクタです。ふつうのコンセントによく似ていますがお互い刺さりません。125V定格なのですが200Vで使っちゃいます。許して。

IMG_1096

メス側は防水のものしか売ってないのですが、買ってみたらなんと、単体でも使えそうなコネクタと、防水用のゴムが別のパーツとして入っていました。
合理的なのか手抜きなのか……(笑)

 

そんなこんなで完成です。
IMG_1099

IMG_1100

きちんと(?)電線接合部も内側に隠れ、舞台照明器具っぽい仮設感が出てきました。
「なんでも仮設を見越して付け外しできるようにする」、というのが舞台照明器具っぽさなのです。コネクターしかり、灯体のハンガーしかり。

 

 

 

ということで、いざ点灯~~

 

 

IMG_1111

 

いい色!この怪しい青緑!演色性はRa=14という驚異の低さ!

よかったら動画もご覧ください。放電が起こる時のパチパチ感もなかなかいい味出してます。

https://youtu.be/N4M8zE2NJMI

 

 

 

ちなみにこの後自宅でしばらく点灯していました。(転がしておくとあちこち燃えるので、もちろん空中にクリップ付きソケットで固定して)

明るすぎる!勘弁してくれ……

関連するタグ: 水銀灯 [ 2016/12/04 00:41 ] 雑談 |

【照明シミュレーター】Captureのダウンロード・インストール方法

※ちゃんとした記事ができるまでのつなぎです。

まあまあ使える舞台照明シミュレーター「Capture」の無料版(Student Edition)のダウンロード・インストール方法はこちらです。

http://lightingkizai.web.fc2.com/CaptureArgoSetumei.pdf

バージョンが「Argo」の頃のものなので、若干違うかもしれませんが、ほぼ同じだと思います。
初回起動時にフィクスチャーライブラリーを読み込むのに時間がかかるので、うっかりキャンセルしないこと(吊れる灯体がひとつも無くなります。笑)

フェーダーで操作したい方は、ETC SmartFadeの補助ソフトSmartSoftをどうぞ。なぜか起動すると一瞬でCaptureと繋がります。Capture側で灯体のDMXアドレスを決めておくのをお忘れなく。

https://www.youtube.com/watch?v=7e9P74DoWwY
↑SmartSoftのフェーダーでCapture上の灯体を調光しているところ
関連するタグ: [ 2016/11/17 17:06 ] 雑談 |









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