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【照明ケーススタディ】No.4「照射範囲の違いで最低限の演出はできる」

※照明ケーススタディは、筆者がこれまでに担当した照明プラン・オペレートの中から、一般化できる知見を紹介するシリーズです。
なるべく汎用性のある知見を紹介していくつもりですが、他の記事群に比べると「個」が強く出ることをご理解ください。


【公演データ】
本番時期:2012年10月
公演名:関西クィア映画祭
会場:京都大学西部講堂
筆者の立場:照明プランナー(即興)
仕込み図:
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【記事テーマについて】

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タグ: | カテゴリ:照明ケーススタディ [ 2018/03/11 18:41 ]

【照明ケーススタディ】No.3「小劇場で『屋上』は表現可能か?」

※照明ケーススタディは、筆者がこれまでに担当した照明プラン・オペレートの中から、一般化できる知見を紹介するシリーズです。
なるべく汎用性のある知見を紹介していくつもりですが、他の記事群に比べると「個」が強く出ることをご理解ください。

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【公演データ】
本番時期: 2012年6月
公演名: 劇団愉快犯『晴レトケ』
会場: 京都大学吉田寮食堂(耐震補修前)
筆者の立場: 照明プランナー(大学通算4回目)兼オペレーター
仕込み図:
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その他の書類:シーンレシピ ※きっかけは暗記

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タグ: | カテゴリ:照明ケーススタディ [ 2018/02/05 22:18 ]

【照明ケーススタディ】No.12「舞台に面光源があるとインパクトになる」

※照明ケーススタディは、筆者がこれまでに担当した照明プラン・オペレートの中から、一般化できる知見を紹介するシリーズです。
なるべく汎用性のある知見を紹介していくつもりですが、他の記事群に比べると「個」が強く出ることをご理解ください。

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【公演データ】
本番時期:2013年10月
公演名:象牙の空港 #4 『顔面売買』(作・演出:イトウモ)
会場:人間座スタジオ
筆者の立場:照明オペレーター (プランは、筆者の先輩)

【記事テーマについて】
舞台に、面光源になるオブジェクトがあったりすると、それだけでインパクトが出るなあと思いました。
舞台照明機材は基本的に点光源なので、お客さんに光源そのものを見せられるという点で、面光源は面白みがあります。
この公演では、上の写真にもある4つの柱状オブジェクトの中に電球型蛍光灯(100Wくらいの強力なもの)を1個ずつ仕込んであって、柱の一面だけが障子紙のような材質になっていて光が拡散されて出てくるという仕組みでした。
このような舞台美術は、美術プランナーと照明プランナーの連携が必須ですが、成功すればかなり高い効果を得られると思います。
ここ2~3年で一気に色々な形状のLEDが安価に登場したので、今だったら「調光可能な直管型LED」を使用するような場面ですが、この時は電球型蛍光灯でした。
当然、調光が効かないのですが、わざと調光器に入れて点滅してしまうのを演出に利用したりと、蛍光灯は蛍光灯で良さがありました。

ほかに面光源になりそうな舞台美術としては、「天窓」「巨大なデジタル数字」「床が光る」などがあるでしょう。
ホリゾント幕も、巨大な面光源と言えなくもない?


【その他の感想・知見】
背景に溶け込むような感じで映像が使われていて興味深かったです。映像はVJソフトっぽいものをnanoKontrolで操作していました。
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1枚目の写真の背景に映っている赤い模様は映像です。

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タグ: | カテゴリ:照明ケーススタディ [ 2017/04/01 03:19 ]

【照明ケーススタディ】No.14「わざと壁に当てる地明かり」

※照明ケーススタディは、筆者がこれまでに担当した照明プラン・オペレートの中から、一般化できる知見を紹介するシリーズです。
なるべく汎用性のある知見を紹介していくつもりですが、他の記事群に比べると「個」が強く出ることをご理解ください。


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【公演データ】
本番時期:2014年2月
公演名:月面クロワッサン 番外公演 『無欲荘』
会場:人間座スタジオ
筆者の立場:照明プランナー(大学通算27回目)兼オペレーター
仕込み図:
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その他の書類:入れ込み・パッチ表、キューシート

【記事テーマについて】
壁が白い空間において、舞台照明機材を使って何とか空間の広さ、あるいは「日常性」を表現しようとする場合、ダウンライト的にわざと壁に当たる明かりを作るという方法もあります。
冒頭の写真は、その「わざと壁に当てている光」のみを点灯したものですが、いろいろ点灯して基本のシーンを作ればこんな感じです。↓
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また、壁に当たる光を消すことで、違ったイメージも作れます。
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これは夕日が差し込んでくるイメージですが、先ほどの「屋内っぽさ」とは違って、外光が差している感じが強く出ています。
ちなみに、アンバー色の光がまだらっぽく見えるのは、調光ブースの柵の間から光を出しているためです。これも狙ってやっています。

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タグ: | カテゴリ:照明ケーススタディ [ 2017/04/01 03:18 ]

【照明ケーススタディ】No.11「白い劇場での照明」

※照明ケーススタディは、筆者がこれまでに担当した照明プラン・オペレートの中から、一般化できる知見を紹介するシリーズです。
なるべく汎用性のある知見を紹介していくつもりですが、他の記事群に比べると「個」が強く出ることをご理解ください。

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【公演データ】
本番時期:2013年8月
公演名:飴玉エレナ vol.5『夏蜘蛛』(出演・演出:山西竜矢 脚本・共同演出:石井珈琲 演出補助:藤澤賢明)
会場:元・立誠小学校 音楽室
筆者の立場:照明プランナー(大学通算18回目)兼オペレーター
仕込み図:
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その他の書類: 入れ込み・パッチ表照明案を文書で説明したもの、キューシート

【記事テーマについて】
元・立誠小学校 音楽室は、ただでさえ壁と天井が白いです。(と言っても、昭和初期のコンクリート建築のままなので、だいぶくすんだ白ですが)
さらに、今回の舞台美術はすべて白で、白い箱や階段をいろいろなものに見立てて進行していくスタイルでした。

白い舞台を照明するときの注意点は、以下の3つだと思います。

  1. 「ナマ」は無性格な白というよりも、黄色~金色に見えることが(黒や木地の舞台よりも)多い。
  2. 「黒を表現する青」は、使えない。
  3. 反射が強いので、上手く利用すると反射光で顔を取ったりできる。

この公演では、この3項目について黒や木地の舞台との違いをあまり意識できていなかったため、苦労しました。
まず1.については、個人的には「金色」に感じることが多くて、中性的な色というよりは暖色寄りっぽく感じるので、補助的な明かりだからナマでいいか、という適当な考えでナマにしたところむやみに「意味が付いて」しまって困ったことがありました。無性格な色味にするには、#B-2~#B-3あたりを入れておくとよいようです。
一方で、回想のシーンや夏の夕方(まだ夕焼けという感じではないが、少し日が傾いている)の表現がナマだけでできたのは、この演目のノスタルジックな雰囲気と相まって効果的でした。
次に2.については、特に「夜」のシーンで苦労しました。ふつう演劇的には、夜の暗さは青で表現されます。特に黒い空間だと、青はよく馴染んで「暗い」というイメージを与えてくれます。しかし、白い舞台に青を当ててしまうと、どうしようもなく「青!!」になってしまって、黒と言うより青なのです。この時は青系の色は#78と#86を使っていましたが、いっそ早くフィルターが褪せてくすんでくれればいいのに、とか思っていました。
これ以降、青を使わなくても、光量や光の方向などで夜っぽさを表現する方法を研究していますが、いまだ一般解には辿り着けていない感じです。
3.は、当時はあまり考えていなかったですが、今思えば……という程度のものです。無意識のうちに、反射でけっこう明るくなることに助けられていた感じがします。


【その他の感想・知見】

  • この頃はまだ、仕込み図にフィルターの色を書いたり書いていなかったりしています(パッチ表には書いています)。仕込み効率を考えると書いて当然なのですが、当時の周りの学生劇団には書くように教わっている人が少なくて、けっこうシュート(フォーカス)になってから色を入れるような人も多かったです。
  • 図面にある「蛍光灯」は、結局使いませんでした。蛍光灯のちょっと演色性悪い感じやぼーっとした感じが欲しかったのですが、蛍光灯そのもので表現しなくても問題なかったのと、スポットな光が欲しかったことが理由です。
  • フロアもの(コロガシやSS)が無い。そんなに必要な芝居ではなかったですが、あったら幅が広がったかもしれません。未熟感あふれていますね。
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タグ: | カテゴリ:照明ケーススタディ [ 2017/04/01 03:17 ]